製品・技術情報

加熱圧縮密度可変基材の御紹介 MRCBシリーズ

MRCBの遮音効果、その特徴、性能について詳しくはこちら

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表1. 成型前　基材（原紙）の仕様

①　
試験方法 MRCB1000
（ｇ/㎡）		 MRCB1300
（ｇ/㎡）
原紙 原紙
成型前基材 古紙・古繊維比率 [%] - 80 80
特殊バインダ－比率 [%] - 20 20
公称坪量 [g/m2] - 1000 1300
実測厚み［㎜］ - 4.34 4.89

１）本製品の特徴

  • ・原材料が古紙・古繊維であり、環境に配慮されたサスティナブルな商材です
  • ・廃棄材料・再生材料などを高配合でき、様々な用途に展開し、アップサイクルが可能となります
  • ・豊富な古材・再生原材料調達ル－トを持ち、安定供給に寄与できます
  • ・用途に応じて、厚さの調整が可能です
  • ・ご用命により、坪量の調整も対応いたします

MRCB2000　原紙

２）本製品の用途例

  • ・原紙はクッション性が優れることから防振材への応用、床材下地材への展開
  • ・遮音・防音効果あり、テレワ－クブ－ス・パーテーション基材など
  • ・熱プレス成型により化粧板素地（密度０．２－１．４まで可変）への応用など

サンプル① MRCB1300　原紙

表2.成型後　基材（成形加工品）としての物性評価

②　③　
試験方法 MRCB1000
（ｇ/㎡）		 MRCB1300
（ｇ/㎡）		 （参考）
MDF		 （参考）
MDF
成形加工品 成形加工品 成形加工+化粧紙 1mm 1.5mm
表面 - 素板 素板 DAP仕様
（80ｇ/㎡印刷紙）		 - -
裏面 - 素板 素板 素板
成型後物性 密度 [g/cm3] JIS-K5905 に準ずる 0.85 0.86 0.97 0.8 0.78
厚み [mm] JIS-K5905 に準ずる 1.35 1.5 1.53 0.99 1.53
坪量 [g/m2] JIS-K5905 に準ずる 1116 1280 1446 793 1188
曲げ強さ [N/mm2] JIS-K5905 に準ずる 9.74 9.06 17.44 33.43 37.33
曲げヤング係数 [MPa] JIS-K5905 に準ずる 648 654 1657 3912 3274
吸水(20±1℃) 厚さ膨張率 [%] JIS-K5905 に準ずる 4.28 3.69 2.86 17.79 18.28
平面引張り試験 表 [MPa] JIS-K5905 に準ずる 0.45 0.47 0.71 0.36 0.58
裏 [MPa] - - - - -
沸騰 [％] 厚み JIS-K6902 に準ずる 10.5% 10.9% 11.8% 108.0% 116.9%
質量 65.7% 57.0% 43.9% 245.2% 243.1%
寸法 [％] 縦 JIS-K6902 に準ずる 0.14% 0.16% 0.20% 0.51% 0.46%
横 0.16% 0.17% 0.22% 0.46% 0.41%
落下試験
(デュポン式)		 表（外観） JIS-K5600 に準ずる 凹み 凹み 凹み+ｸﾗｯｸ 凹み 凹み
表（深さ）[㎜] 0.3 0.31 0.2 0.27 0.31
裏（外観） 凹み 凹み 凹み 凹み 凹み
裏（深さ）[㎜] 0.33 0.3 0.2 0.36 0.33
※上記は単独試験で得られた結果であり、保証値ではありません。

  • サンプル② MRCB1000 成型加工品（素板）

  • サンプル③ MRCB1300 成型加工+化粧紙貼合品

  • MRCB2000 成型加工品（素板）

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